腹筋が赤ちゃん

2年前のこと。京都マラソンで初めてサブ3を達成した後、レベルアップのために新しいことを練習に加えることにした。それが筋トレ。

なにしろ筋トレが苦手で、それまでの人生でやったのは全部で5分くらい。ならば少しやっただけで簡単に効果が出ておいしいはずって算段だった。

手始めに腹筋をやってみると10回ほどでもうお腹に力が入らない。それから1週間、ひどい筋肉痛である。それで思った。腹筋が赤ちゃんだなと。こんな腹筋でよく生きてこられたものだ。

あれから2年。週1で30分の筋トレに励み、胸板はかまぼこ板ほど厚くなり、腹筋はシックスパック建設予定地の区画整理の下書きのようなものが見えるまでに成長した。結果にコミット。

筋トレの内容は、

  • 腕立て10回
  • プランク1分
  • サイドプランク左右30秒ずつ
  • 腹筋3種30回ずつ
  • 背筋2種30回ずつ

これを2セット。茶道部かってレベルだ。これで筋トレが終わったら、いっちょ前にプロテインなんかを飲んでいる。お茶ではなくて。

以前は3セットやっていて、3セット目になると力が入らず回数だけをなんとかこなしていた。それで2セットに減らしてみたら調子がいい。最後までフォームが崩れず、狙った場所に負荷をかける余裕がある。筋トレは回数よりも正しい負荷だと今さらながらに気が付いた。そんな2年目。

で、マラソンに役立っているのかどうか。目に見えて効果があるわけではないけれど、安定した土台作りになっていると思う。雰囲気でいうと、以前のサブ3は指でつつかれただけで落ちる綱渡りだったのが、今は平均台になったような安定感。あと、トレランのときに荷物の重みが気にならなくなったのが嬉しい。